黒い犬と私。
こんにちは、まめです。
今回は今の私の状態についてお話しようと思い、
ブログを書かせていただきます。
黒い犬と聞いて、私と同じKドルヲタクの方は
ジョンヒョンさんのことを思い浮かべるのではないでしょうか？
そうです、私は今彼と同じうつ病の治療を行っております。
更にはパニック障害、睡眠障害、不眠症の治療にあたっています。
なぜ私が？という気持ちもありますが、
元々台湾で就職すると決めたのも自分の意志です。
ただ同時にちゃんとできるのかという不安に襲われましたが、
失敗して人は成長する。
そう頭にあったから頑張って来れました。
これからこの会社で頑張ろう、バリバリ働くぞー！と思ってました。
9月頭、1年ぶりに実家へ帰り、友達にも会い、
とっても楽しい夏休みを過ごして帰ってきました。
台湾の家に着いた途端、とてつもない虚無感に襲われ、
涙が止まりませんでした。
一年という時間が空きすぎたのか、
それともまたこれからこの一人の時間に怯えてしまったのか
仕事に対してそこまで嫌と思ったことはなかったのですが、
すべてを投げ捨てて帰りたいとさえ思うようになりました。
台湾へ戻って来てから一週間ほど食事も通らず、毎晩泣き、
そのタイミングで10日間の中国出張が決まり、ここで少し気持ちが楽になれました。
仕事しなくちゃ、の頭に切り替えられたので。
普通に食事もできるようになり、台湾帰ってきても特に問題なく過ごせてましたが、
やはり夜ご飯抜いたり、食べる量は急激に減り、毎日を過ごし、
10月を迎えたある日、社長から
「明日から香港来れる？お客さんも来るからさ」
って朝通勤のバス車内で受け取ったメッセージを見て
ぐうううっと息が苦しくなりました。
明日から出張という突然のスケジュールは社会人なら
受け入れなくてはいけないことなのかもしれませんが、
チケット詐欺*1にあった後経済的に困窮してて、
もっと早く会社と相談してればよかったのですが、
うちの会社は出張費後払いなので経済的に負担に感じてて、
台湾のクレカも外国人とあり審査が厳しく、
日本のクレカを切ってなんとかしてましたが、
毎月ペイパル使用して日本へ送金するのも手数料がかかり、
一人悶々と悩み、
まず社長に
「体調不良のためスケジュール調整をお願いします」と
連絡して、社内会議のみ出席するように調整して
心療内科へ行こうと決めました。
元々異常に仕事に不安感もあったのでついでに、と思って。
先生と話してまず薬をもらい、出張から帰ってきたらまた来てと言われ、
その日は終わりました。
出張前日シャワー浴びながら、明日は移動して、
明後日は社内会議で…とか私が任されてる仕事は…とか
整理してたらとてつもなく恐ろしい感覚に襲われ、
呼吸が乱れ、パニックになりました。
背後からそーっとなにかに襲われる感覚が今でも忘れられません。
出張の間はなんとか乗り切り、台湾へ戻ってきた後の病院で
やはり「パニック障害」と診断されました。
夜市や満員バスへの恐怖感なども覚え、人混みを避けるようになり、
発作などやむしゃくしゃした後、元々癖であった自傷行為が増えるようになりました。
カッターですーっと切り傷をつける程度で心がすっと落ち着くので
むしゃくしゃしてどうにもできない時にやることが増えてきました。
その頃から段々私の中の黒い犬が子犬から成犬になってくるように感じて、
ああこれがそうゆうことかと。
背後から迫りくる黒い影に飲み込まれまいと必死に逃げてました。
3週間ほど通院と投薬で調整し、11月に入り、
また社内会議で中国へ行っていたので、社長に診断書*2と状況を説明して、
なんとか出張費の前借りや無理せずスケジュール調整していいよと
言ってくれて少しホッとしました。
もちろんこの会社が嫌いでもなく、頑張りたい気持ちはあって、
入社したからにはしっかりここをやめても胸張って生きていける様になれたらと思ってたのですが、
次第に死にたいと思う気持ちも増え、どんどん黒い影は私を飲み込み、
右手の傷も増え、黒い犬までも私を食べようとしてくるくらいに。
もちろん平気なときは平気で笑えるし、いつもの私で入れるんです。
11月13-14日と台北出張で私が任されていることを中心とした会議でした。
14日早めに帰宅したのでそのまま会議内容を整理し、提出してホッとしたところで
社長から電話を受け、ここをこうしたほうがいいとアドバイスを受けました。
理解はできてもそれをどうしたらいいのかわからず、電話を切った後
私はとてつもない恐怖とむしゃくしゃしたそれをどこへ誰へ投げていいのか
わからなくなり、左手にカッターを持ち右手を切りつけ、大号泣しながら
大学の同級生へ電話をして駆けつけてくれました。
その日はそのまま収まり次の日会社を休み、救急へ行き、14針縫ってきました。
元々医者から早く会社休んで、と。
最低でも1週間と言われていたのを、出張や任された仕事の責任感を言い訳に
後回しにしていた結果こうなってしまったのです。
母にはパニック障害になったとは話したのですが、
落ち着いてからリスカして縫ったよと話して、
お互いにお互いの気持ちを吐露し、母にごめんと言わせてしまい、
今更なんてことをしてしまったんだと気付かされました。
自傷癖は中3の受験期に自分が勉強の出来なさにむしゃくしゃして
右手の甲を切りつけることから始まり、
大学3年にも一瞬復活したけどすぐ収まり、
去年初めて台湾でアルバイトを始めた時、自分の出来なさに落ち込んで
むしゃくしゃしてやってたんですけど、それも1ヶ月ほどで収まり、
卒業が決まり、就活でむしゃくしゃして思うように行かなくての時も
少ししてたけどすぐ今の会社と出会えて、やめることが出来てたのに
今回縫うまでやってしまったのはなぜなのか。
私にも正直分かりません。
就活時期に一度自傷行為してたことを母に吐露していたのですが、
やめなよと言われても
私は痛いのは自分だし、傷ついてるのも自分。
なんでみんなやめなよって言うの？
言ってる人は全然痛くないじゃん
私はこれしか捌け口がないんだよ
って甘い考えしてました。
今回縫って、親に心配かけて
ごめん言わせて、親として反省しますまで言わせて
やっと自分の過ちに気づきましたが、
癖って癖なんですよね。
未だに私はカッターを持ってしまわぬように戦ってます。
私の中の黒い犬が吠えながら、早くやれよと。
正常な私が
ううん、もうやらない、ママが泣いちゃうから。
ってひたすら戦ってます。
しんどいです。
入院まで検討されるほど重いうつ病です。
でも元気です。
死にたい、ジョンやソルリに会いたい、
二人がどんな思いで死を決意したかなんて
私のこんなちっぽけな思いとは比べ物にならないくらいなのに
きっとこの右手を切ったときは死ねたらいいのにって
思ってました。
頭のどこかで、死ねないのに。
みんなからは
「あんまり考えすぎないで」
「頑張って乗り越えようね」
「頑張りすぎないで」
とか言われるんですけど
私何言ってるかわからないです。
そして
「頑張れ」
って言われるのが一番しんどいんです。
それがきっと私を思い詰める原因です。
スンチが不安障害で昨日活動休止を発表しましたけど
彼も戦ってます、きっと。
私とスンチの思う不安は当たり前に別です。
けどお互いのその気持ちは理解しあえます。
まあ私スンチと友達じゃないんで一方的な理解なんですけど。(笑)
ただ待ってるだけでいいんです。
見守ってるだけでいいんです。
声掛けなくてもそばにいるだけで安心します。
私は少なくともそう思って今を生きてます。
スンチが戻ってくる場所を守ってればそれでいいんです。
私なんかが言ったって意味ないけど。
勝手にスンチに親近感湧いてる私も気持ち悪いけど
一緒に戦おうな。
私は多分プライドが高すぎた故に今の状態になってます。
みんなから期待されてる、いい子でいよう
できる子でいなきゃ、それが負荷になってたみたいです。
私はまだそれをふっと下ろすことは出来てません。
まだ自分に負荷かけてるみたいです。
また自分がいつ発作起きて、自傷行為するかわかんないし
怖いし、怯える日々ですけど
元に戻ろうって戦ってます。
台湾公演の翻訳は私個人がしたくてやってることです。
なので皆さんは全然利用して下さい。
皆さんから圧がかかってやってることじゃないです。
心配しないで下さい(笑)
今の所入社満1年で帰国してやり直そうと考えてます。
プライドを捨てて家族と一緒に頑張ろうかなって。
仙台で待ってくれてる友人もいるし、
元のバイト先の人もいつでも待ってるよって。
本当に温かい人達に出会えて涙が止まりません。
まだ会社に言ってないのであくまで今自分で勝手に思ってることになるんですけど、
台湾で経験したことは間違えなく私の経験値です。
身を滅ぼしてまでこうなっていようと。
今後のことはまた改めて決まり次第報告します。
いつもまめのこと気にかけてくださってる皆様本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
以上、まめでした。
(色々誤字脱字あったらごめんなさい、許してくだせぇｗ)
